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リヨン近郊の村,Pérougesへ。中世の町並みがそのまま残る小さな村で,地球の歩き方によると,ひところは住む人もなく荒れるままだったのを復興させたそうな。けっきょく誘われることのなかったChâteauでの一般家庭招待に行った同級生で,ここに連れて行ってもらった人が多く,口をそろえてよかったと言うからいつか行ってみたかったところ。
SNCFでLyonからMeximeux-Pérougesまで約30分,そこから30分も歩けばPérougesに着く。
Pérouges
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flickrのphoto setはここ,2010-07-19 Pérouges。
地方料理や地方菓子に惹かれるわたくし,Pérougesにはtarte au sucreというピザみたいな形に甘い生地を焼いた地方菓子がある。これを見て食べるのも目的だった。
このように売られてる。残念ながら,専門店よりも後で昼食を食べたレストランでのデザートビュッフェにあったものの方が美味しかったんだけど…
町並みは住みたくなるような綺麗さ。
とても小さい村なので,ゆっくりみてまわって食事しても2-3時間くらいしかかからない。ミシュランに載っていた店は少し高くて,適当にLe Relais de la Tourというレストランに入った。そんなに期待していなかったけれど,飾らない家庭料理といった風情でなかなか美味しくてよかった。テラス席から眺める村の広場ものどかで心地よい。オードブルとデザートはビュッフェを選べるので,たっぷりアイスを食べたい人にもいいと思う。
帰りの電車がしばらくなかったからMeximieuxのカフェでビールを飲んで待つ。
少しリヨンで買物してから帰宅。冬に一度来ようと思ったことがあったが,夏で正解だった。
タイトルはポルトガル語。
金曜日で昼間は休み。相変わらず空がひたすら綺麗。
同級生が遊びに来るのでいろいろ買物。炭酸水が好きで,日本ではなかなか気軽に飲めないけれど,フランスではperrierの1lペットボトルを約?0,60で買えるのが素晴らしい。そのperrier,キャンペーンでラベルにDita Von Teeseが登場していた。
卵もたっぷり買い,ポルトガルの菓子"pão de ló"を焼く。秤が無い,適当な分量。日本では玉が入ってる泡立て器で手早く立てられていたが,普通のものしかなくて苦戦する。そこそこ美味しく出来た。
moule(ムール貝)の料理が夏メニューにある。海産物で初めてAOCを取得したという,Mont St Michelのmouleがとても旨い。ふつうのmouleよりも身がプリッとしていて味もいいのです。
もう残り日数もわずかになってきた。ずっと行けずにいたレストラン "Saveurs de PY"へ。
ここはAlain Chapelで働かれていたYukoさんとPierreさんが開いたお店で,Yukoさんとは2月に食事をしたときにお会いしたのと,研修が始まった頃のわずかな期間だけ一緒に仕事をした。
外のテラス席で昼間からワインを飲んで食べるのはなんとも気分がいい。
焦がしバターの香りが素晴らしいcaille(うずら)。皿を舐めたかのように綺麗にいただきました。その他写真はflickrに。
26日最後の夜,同級生ズのさよならパーティの相談をし店を後に。
お店がある,LyonのCroix-Rousseという地域は朝市がすごかったり,小高いところにあるので眺めが良かったり,"トラブール"という細い抜け道がそこかしこにあったり,とても好きな場所。ここから今まで歩いたことのない道をぶらぶらして,映画館へ,『Splice』を観る。
いつものParc de la Tête d'Orを通ってPart-Dieu駅まで歩く。
白鳥のヒナや
カモのヒナが!
Carrefourで買物して帰宅。
BBQ前日の日記に書き忘れたが,夜中に同級生ズと夜空に夏の大三角形などボーッと眺め,流れ星が流れるのを見る,という1973年生のオッサンには到底出来なさそうなことをした。フランスでのいろいろな体験もだが,得難い友人に恵まれたことがとても嬉しい。
今住んでいるところではどのくらい星が見えてるのか,天体写真の心得もなくベガ付近を撮ってみた。
この日やっと解けたなぞがひとつ。
前に「araignée(アレニエ)をとって」と言われ,網杓子(日本だと揚げ物なんかに使う網目の杓子)を手に取ると,「その鍋(カニを茹でてる)の中」と言われる。そうか網杓子でカニを掬えということか,と思っていた。
フランスの網杓子,蜘蛛の巣のような形になっているものが多く,蜘蛛=araignéeが転じてアレニエと呼ばれているのだと思う。ところが,このクモガニ・ケアシガニといったカニのことも,やはり蜘蛛が転じてかaraignéeという。
さて,今回もまた網杓子の方のアレニエを手に取ると,「カニだよカニ」と。なるほど!このカニをaraignéeと呼ぶのか,とようやくわかりました。
昼は同級生2人が食べに来てくれる。午後の休憩時間はバカンスで何も無いMionnayで3人でいろいろと話をした。