石井輝男オールナイト

| |

トークショーがおもろくて,中でも大五郎(子連れ狼)役の殺人しちゃった人の話や丹波哲郎ネタが。『ポルノ時代劇 忘八武士道』は丹波自ら映画化権を買ってきたいちばんのお気に入り作品で,業物・鬼包丁は丹波の自前だそうだ。来週の丹波ナイトに花束持ってこようかって意気込んでたよ,監督。監督本かDVD持ってこうかな,ホントに会えたらサインしてもらおう。そして丹波に花束。

質問タイム,素人質問者がショー・コスギ(濃すぎ)。「ニュープリントになってよく観ると,ひし美ゆり子さんの裸にブラの跡がありましてね。むしろ興奮したんですが,意図されてたのですか?」なんて監督もひいてたよ。隣にいたヤツもケイン・コスギ(濃すぎ)で,その質問者に「コイツすげーな!」ってツッコムし…素晴らしいボンクラどもでした。

『ポルノ時代劇 忘八武士道』
スクリーンで観るべき映画だなー,ビデオと全然印象違う。鬼包丁ふりまわす丹波はカッコよすぎ。芝居が大根だろうと,あの自信と体躯は迫力マン点。パイオツだらけの画も映える映える。

『徳川いれずみ師 責め地獄』
経費節約から美大生を呼んで好き放題に描かせたという刺青メイクが!。最初の対決は白粉彫りとかまだまともなのに,ラストの対決はブラックライトでサイケに光輝いちゃう始末,最高です。ラストを飾る股裂き刑カットは肉まで落ちる大サービス。

『黄色い風土』
松本清張らしい雰囲気で進むんだけど,ラストが急に爆破連発でエーッ!?て間に終わっちゃう。アーネスト・ボーグナイン化する前の曽根晴美がカワイイ。した後もカワイイんだけどな。

『江戸川乱歩劇場 恐怖奇形人間』
長いこと憧れてきたこの映画,無茶苦茶でした,素晴らしい。


やっぱ,どう考えても『キル・ビル』は深作ってより,石井輝男だね(監督はまだ観てないらしい)。子連れ狼ベストセレクションも見逃せない。

このブログ記事について

このページは、ohsamuが2003年12月 6日 17:21に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「」です。

次のブログ記事は「」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ