復帰

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CISSP試験は終了,結果はどうだろう?ゴブガリのダンナってところか。受かってたら次はセキュアドでも目指しましょうかね。そういうわけで今日からこちらの日記も復帰,HOHBUKUROの復帰は…いつなんでしょうね?丹波哲郎メッセージとか,またねネタは溜まってるんですよ。

自由が丘武蔵野館の最期には,28日のオールナイト・29日の三谷昇トークと2日続けて出かけた。前も書いたように,ここに通い始めたのは千葉ちゃん特集からだから,そんなに長くないけど影響はかなりのもの。自由が丘以前と以降でずいぶん映画の趣味が変わったものだ,それまで観てたのはなんだったんだろう?というかんじ。

オールナイトは普段からするとあり得ない客の入り。一見,バラバラそうで実は何か通ずるものがあるような番組↓

『おろしや国酔夢譚』
予想よりずっと面白かった。ロケは相当激しかったんだろうな,極寒のロシア(おろしや国)が凄かった。が,それより凄いと思ったのは,ロシア人の腋臭が臭ってきそうな画。臭いについてはアザラシの生皮のことくらいしかセリフにはないけれど,画で臭そうな様子が伝わってくる。他にボクの好きな臭そうな映画というと『アマデウス』『髪結いの亭主』あたりがあります。西田敏行の教会シーンいいな,正教の教会ってイイ。サンクトペテルブルク,美しい。

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
評判どおりイイ。でも,世代が違うのとやっぱりあの絵がどうにも受け付けづらくて,ちょっとのめり込めない。あのケンちゃんは最初から散るつもりでだったんだろうか。

『復活の日』
スカパーで録画してたけど,これはスクリーンで観たかった(正解)。けっこう無茶苦茶なとこもあるものの,南極・潜水艦・ペルー…と24億も使って,客船を座礁させてまで撮った画は圧倒的。その割に終盤のホワイトハウス地下なんかは妙に安かったりして。ワシントンDCから南米大陸の南端(だよな?)まで歩いて辿り着いた草刈政雄だけど,そのトンデモっぷりもキリストみたいな風貌をみれば無理矢理納得させられる。ボートで日本を飛び出した多岐川由美(ナース姿が似合うなー)には呆気にとられる,『回路』の終盤麻生久美子がボートに乗るところは,このシーンへのオマージュでしょうか?

『恐怖奇形人間』
二度目だけど,やっぱり面白い。由利徹&大泉滉,最高ね。面白さで言うと,ボクが今まで見た石井輝男映画では『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』なんだけど,やっぱり吉田輝雄の心の声とあのラストシーンは素晴らしい。

三谷昇トークショーはオールナイトほどの入りではないけど,この映画館で見たことある顔もちらほら。上映前に杉作J太郎さんと一緒に写真を撮らせてもらった。三谷昇さんの話には,ものすごく引き込まれるものがある,グッとくる。

『おろしや国〜』終演後は支配人さんがステージでご挨拶。切なくなった,『復活の日』が来て欲しい。試験を控えてて行くか悩んだけど,最後までイイ企画で,行ってよかった。

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このページは、ohsamuが2004年3月 2日 19:48に書いたブログ記事です。

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