剣流星の声が変わっちゃったよ!
メタルダーを観てるんですがね,改めて素晴らしいですこれは。ネロス帝国の軍団員たちが,ホントそれぞれ個性やら背景がたっぷりで,必ずしも悪に染まりきってるわけじゃない,むしろいい奴だったりして,このへんがいちばんの魅力なんだろうな。ヨロイ軍団 雄闘バーロック,まあそのあり得ないデザインと設定も堪えられないんだが,メタルダーとの闘いで「オレはもう負け犬じゃない!」と過去をふっ切り,結局は処刑されてしまうという死にっぷりが凄い。モンスター軍団 軽闘士ヘドグロス,奴隷であるウィズダムとの生活を夢見て,弱いのにメタルダーに挑んで死んでいくのが何とも悲しい。ロボット軍団 烈闘士ラプソディ,バイオリン弾きの音楽ロボットが戦闘回路を組み込まれるんだけど,その戦闘回路をメタルダーに取り出されすわ斬られる!ってときに「待ってくれ!」と。「ネロス帝国には音楽がわかる奴はひとりもいない。だがお前は心を込めて聴いてくれた。」とツィゴイネルワイゼンを弾き始める決着。…とまあ,オモロイわけです。
変なところも多いんだけどね…