住基ネットは安全性とか以前にぜんぜん便利じゃないって時点でいらねえやと思ってるんだが,何せ生業がe-Japan関連,使い勝手やら技術やらを知らぬわけにも行くまい…とつくってきた。
まず区役所窓口に発行申込書を提出,パスポート(なり免許証)を見せると,写真と顔をまじまじと確認される。写真は簡易撮影を希望,窓口の中に撮影用スクリーンがあり,番号札を持ってデジカメで撮影してくれる(マグショットみたいでJB気分を味わえる)。それから5分程待つとICカードに住所・氏名・写真がプリントされたものがあがってくる。ここでデビットカードみたいなテンキーから暗証番号を入力して住基カード完成,300円也。
次は公的個人認証の電子証明書。申請書に署名して,準備ができると窓口内の証明書発行装置に通される。住基カードを挿入,暗証番号を入力すると公開鍵・秘密鍵ペアが生成され,これを職員が東京都の認証局に登録して完了。あとはCD-ROMとパンフをもらうという具合。
セーフティパスのカードリーダを使えるから,VirtualPCのWin2kにインストールしてみた。今出来ることは,カード内の証明書表示・ファイルへの署名・パスワード変更程度。公的個人認証ポータルを使うにはJREのインストールが必要と,敷居が高い割に何もできない。何か出来たとしても1年に1回やるかやらないかの手続きなわけで,だいたい役所にそんなに行かないし…なんなんでしょうね。
実は昨日午後で休んで映画観に行くための方便に「住基カード取得」を思いついただけだったりして。